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高3の春休みに

高3の春休みということは、卒業のとき。
友達に誘われて池袋のノーパン喫茶でバイトした。

28年前になる。当時まだ東京では走りだったんじゃないかな。
ノーパン喫茶といっても、実態はノーパンじゃなくて、
ウェイトレスがミニスカであるというだけ。

俺は厨房で飲み物を作る役割だったが、客はあんまり来なかったね。
女は3人ぐらいいて、その中のコズエだかカズエだか忘れたが、
そんな感じの名前の女が俺は好みだった。

女の中では一番ブスと言われていて、能面みたいな女。
でも一番風俗っぽくなくて、地味な感じがよかった。
唯一黒髪で、20歳だったかな。暗い女子大生って感じの女だった。

あるときカズエが、腹が減ったからトースト焼いてくれというので、
アイスコーヒーとセットみたいにしてやったら、パクパク食ってたな。
そのあとで俺はカズエがくわえたストローをしゃぶったりしていた。

2週間ぐらいバイトしたとき、近くで銃撃戦があって、
なんだか抗争が激化しそうだというので、危ないから辞めた。
そのあとすぐ店は閉めたんじゃないかな。

それから半年ぐらいして、ある夜中に俺は一人で新宿のゲームセンターに行った。
なんとなく暇だったからで、当時は新風営法の前だから、
ゲームセンターは24時間やっていた。

明け方に帰ろうとして、新宿の駅構内を歩いていたら、
山手線の階段でカズエを見かけた。

朝5時頃だった。遊びの朝帰りか、仕事の帰りか。
とにかくすごい偶然だと思って、ドキドキしながらあとをつけた。
カズエは俺とよく喋った仲だし、向こうも俺のことは嫌いじゃなかったはず。

これを機会につきあえるかなと思って、
適当なところで声をかけたら、
ふりむきざまに「何よ!」とすごい目でにらまれた。

「カズエさんじゃない?」と言ったら、女はきょとんとして、
少ししてから笑顔になった。「あ、こんにちわ!」と引きつった笑顔。

会話はそれだけ。カズエはすぐ無表情になって、何も言わずに歩き出した。
俺は呆然と立っていた。後姿を見送るしかなかった。
「何よ!」の鬼の形相がショックで言葉が出なかった。
カズエもいったんそんな顔を見せてしまった気まずさに耐えられなかったようだ。

あのときの心の暗転というか、目の前が真っ暗になった瞬間。
あのカズエの鬼のような「何よ!」の目つきは、今でも鮮明に記憶している。
こっちが覚えていても、向こうが覚えているとは限らない。
そんなあたりまえのことを、初めて思い知った18歳の秋だった。
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| ノーパン喫茶 | 07:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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